赤裸々プロフィール3「壮絶」

プロフィール

三十路から四十路へ

ごきげんよう、高島牧妙です。

プロフィールも段々、熟してきました。

「赤裸々プロフィール」でも伝えたように

50歳の父、40歳の母からうまれた子は

親を見送るのも介護も人より早いのです。

母の異変に薄々気づいていたが認めたくなかったのが本音。

介護は突然やってくる

ある夜中に電話が。

「こんなオッサンは誰や」

息子が別人に変化したようです。

これが認知症の始まりでした。

まだ介護保険がない2000年以前のこと。

辛かった。

弟と2人で誓い合った。

決して共倒れのないようにしよう!

私は在宅で愛知県から電話での

介護。今日の様子を弟に伝える。

ちょっとそこまで出かけることも

できない状況。今日は少しばかり

電話がない、今なら自転車で

買い出しと銀行が行ける!

ダメだ。

泥棒妄想。

携帯電話を耳にあてがい、

何かを泥棒したという妄想と

付き合う。

ぜったいに否定してはならない。

ということを経験から学ぶ。

何らの自由時間はなく、

介護ネタで愚痴をこぼす友人も

まだなかった。つまり孤独な介護を

続ける姉弟。

頼りにしたかった。

話を聞いてほしかった。

さみしいほど怖いものはない

いつもいつも人が羨ましかった。

友人達は当時、親におんぶに抱っこで

まさか介護している人がいなかった。

続きは次回。

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